Grass Hopper・グラスホッパー
「グラスホッパー」は、爽快な「ミント•リキュール」、カカオとバニラが香る「ホワイトカカオ•リキュール」、そして「ミルク」を混ぜ合わせた、甘口のショートカクテルでございます。
[カクテルレシピ]
ミントリキュール 30ml
ホワイトカカオ 30ml
フレッシュクリーム 7.5ml
牛乳 7.5ml
上記のお酒を氷の入ったシェイカーで混ぜ合わせ、カクテルグラスに注いだあと、抹茶パウダーをお好みで少量振りかけ、ミントを飾り付けて完成。
[お酒の解説]
[お酒にまつわる雑学]
このカクテルの発祥に付きましては、諸説あり詳しい事は分かっておりませんが、1920年から1933年まで施行された、アメリカ最大の悪法と称される「禁酒法時代」に、誕生したカクテルと言われております。
名前の由来に付きましては、「Grass hopper」は直訳すると、昆虫の「バッタ」を意味しており、カクテルの見た目が「淡い緑色」である事から、この名が付けられたと言われております。
さて今宵はこのカクテルに因んで、「バッタの歴史と能力」に付いてお話しさせて頂こうと思います。
「バッタ」は、太古の昔より地球に生息する昆虫で、「化石」の記録によれば、今から「約3億5000万年前」の「石炭紀」には、現在のバッタの先祖である「直翅目(ちょくしもく)」の昆虫が、すでに繁栄していたと考えられております。
その後、恐竜が地球を支配していた「約2億年前」の「ジュラ紀」、そして恐竜が絶滅した「約1億5000万年前」の「白亜紀」にかけて、バッタの能力は飛躍的に進化し、はねを使って「飛ぶ能力」や、複雑な「コミニケーション能力」を獲得したと考えられております。
そしてその後、幾度と訪れる地球の「天変地異」に適応し、外敵から「身を守る能力」を進化させ続け、「生存競争」に勝ち残り、現在では「2500種」以上のバッタが、地球上で繁栄しております。
バッタは、数億年かけて進化し続け、「高い跳躍力」に「自由な飛行能力」、そして周囲の環境に同化する「カモフラージュ能力」を身に付けました。
近年の研究では、バッタは「複眼」と呼ばれる特殊な構造の目を持つ事が判明し、「数百から数千」からなるその「小さな目」の集合体は、「個別に光」を処理する事が可能で、外部の詳しい状況を「脳」に伝達しています。
また、さまざまな「周波数の鳴き声」を使い分けているようで、バッタは我々が思っている以上に、複雑な「コミニケーション」を行っているのではないかと言われております。
このように「バッタの歴史」は「地球の歴史」でもあり、数億年にわたって進化し続けた彼らは、今後も様々な環境の変化に適応し、これからも「地球の命」が続く限り、「地球と共存」し繁栄し続けて行く事と思われます。
さて今宵は、「太古の昔」に思いを馳せながら、「グラスホッパー」などいかかでしょうか??
[今回使用したお酒]
[今回使用したバーツール]
※当店で使用している製品に近い物を掲載しておりますが、様々な商品がございますのでご購入の際はご参考までにどうぞ。