Blue Lagoon・ブルーラグーン
「ブルー・ラグーン」は、力強い「ウォッカ」をベースに、色鮮やかな「オレンジ・ リキュール」と「レモン」を混ぜ合わせて作られる、美しい「青色」のカクテルでございます。
[カクテルレシピ]
ウォッカ 45ml
ブルー キュラソー 10ml
ホワイト キュラソー 5ml
レモン ジュース 15ml
上記のお酒をシェイカーに入れて混ぜ合わせ、氷を入れたグラスに入れて完成。
[お酒の解説]
[お酒にまつわるお話し]
このカクテルは、「1960年」フランス「パリ」にある老舗バー「ハリーズ・バー」で誕生したカクテルと言われております。
名前の由来に付きましては、「Blue Lagoon」は直訳すると「青い湖」である事こら、このカクテルは「青く」透き通った「美しい湖」をイメージして創られたと言われております。
因みに「Lagoon・ラグーン」が指す「湖」とは、我々がよく目にする「湖」とは少し異なり、「海の近く」にある「塩湖」のことを指します。
「塩湖」は、河口付近に積もる「砂の堆積」や、「サンゴ礁」の成長、「地殻変動」などによって、長い年月をかけて「海」が「外海」と隔たる事で生まれる「神秘の湖」になります。
今宵はカクテル「ブルー・ラグーン」に因んで、世界一の大きさを誇る「ニューカレドニア」の「ラグーン」に付いて、少しお話しさせて頂こうと思います。
「ニューカレドニア」は、「オーストラリア」の「東側」、「ニュージーランド」の「北側」に位置する世界有数の「リゾート地」で、作家「森村 桂」のベストセラー「天国にいちばん近い島」の舞台として描かれ、その後、映画化された影響もあり、日本人にとって古くから有名な「リゾート地」の一つとなっております。
「ニューカレドニア」の「ラグーン」は、長さ「1600km」、面積「23400平方km」と「世界最大規模」を誇り、長い時間をかけて形成されたこの「サンゴ礁地帯」は、壮大な「地球の成り立ち」を物語ります。
「ニューカレドニア」の海には、「約300種」の多様な「サンゴ礁」が生息し、その「恩恵」を求めて、地球の「海洋種」の約5%にあたる「約15000種」が、生息すると言われております。
「ニューカレドニア」の「ラグーン」は、燦々と降り注ぐ「太陽の光」に「白い砂浜」、遮るものがない「澄んだ海」に「光り輝くサンゴ礁」、美しく愛らしい「小魚の群れ」に、優雅に泳ぐ「イルカ」や「クジラ」、世界的に保護される「ジュゴン」や「ウミガメ」などが、「自分の庭」のようにのびのびと暮らしており、人間のみならず海洋生物にとっても「至極の楽園」となっております。
地球の美しい「原始の姿」を残すこの「神秘的なラグーン」は、「2008年」に「ユネスコ世界遺産」に登録されており、その美しさから「海の宝石箱」と称され、これからも世界中の人々を魅了し、愛され続けて行く事と思われます。
さて今宵は、「天国にいちばん近い島」の色鮮やかな「風景」に想いを馳せながら「ブルー・ラグーン」などいかかでしょうか??
[今回使用したお酒]
※終売により代替品を記載
[今回使用したバーツール]
※当店で使用している製品に近い物を掲載させておりますが、様々な商品がございますのでご参考までにどうぞ。