Corcovado・コルコバード
「コルコバード」は、メキシコの特産酒「テキーラ」をベースに、甘いハーブ香が特徴的な「ドランブイ」、青色が美しい「ブルー・キュラソー」、そして爽快な「ライム」と「ソーダ」で構成されるロングカクテルでございます。
[カクテルレシピ]
テキーラ 35ml
ドランビュイ 10ml
ブルーキュラソー 5ml
レモンジュース 10ml
ソーダ
オレンジピール
ソーダ以外の液体をシェイカーに入れて混ぜ合わせ、氷の入ったグラスに注ぎ、ソーダで満たし、オレンジの皮を絞りかけ、精油成分と香りを移して完成。
[お酒の解説]
[お酒にまつわるお話し]
「コルコバード」は、メキシコの特産酒「テキーラ」をベースに、甘いハーブ香が特徴的な「ドランブイ」、青色が美しい「ブルー・キュラソー」、そして爽快な「ライム」と「ソーダ」で構成されるロングカクテルでございます。
このカクテルは、いつ誰がどのような想いで創ったのか、詳しい事は分かっておりません。
名前の由来に付きましては、ブラジル・リオデジャネイロにある「コルコバードの丘」に因んで、創られたカクテルと言われております。
「コルコバードの丘」は、リオデジャネイロの観光のシンボルで、「標高710m」にもなる丘の頂上には、両手を広げた「キリスト像」が建てられている事で有名です。
この「キリスト像」は、「1992年」に「ブラジル独立100周年」を記念して建造されたもので、全長「40m」横幅「30m」重さ「635t」にもなる非常に巨大な建築物となっており、「コルコバードの丘」からリオデジャネイロの人々と街並みを優しく見守ります。
「コルコバードの丘」の「Corcovado」とは、スペイン語で 「隆起した」 「湾曲した」などを意味を表しております。
その「隆起」した「コルコバードの丘」からは、「コパカバーナ海岸」「イパネマ海岸」などの「美しい海岸線」を一望する事ができ、その美しい「湾曲」に囲まれた「グアナバラ湾」は、「世界三大美港」の一つに数えられます。
丘から望む「青く輝く海岸線」「リオデジャネイロの街並み」「グアナバラ湾」、そして「コルコバードの丘」を合わせたリオデジャネイロの「文化的景観」は、「2012年」に「山と海との間のカリオカの景観群」として「世界遺産」に登録してされており、ブラジルを代表する観光地の1つとなっております。
「世界遺産」の登録名称にある「カリオカ」とは、リオデジャネイロの「住民」や「出身者」「街並み」などを表す「ニックネーム」のようなもので、長年に亘りこの場所が、人々に愛され続けている事を物語っております。
そして今後も、丘から望む「美しい景観群」と、「平和を願う」人々の想いは、世界中の人々を魅了し、愛される続けて行く事と思います。
さて今宵は、ブラジル・リオデジャネイロの美しい丘に想いを馳せながら、コルコバードなどいかがでしょうか??
[今回使用したお酒]
※終売により代替品を記載
[今回使用したバーツール]
※当店で使用している製品に近い物を掲載しておりますが、様々な商品がございますのでご購入の際はご参考までにどうぞ。