Honolulu・ホノルル
「ホノルル」は、香り高い「ジン」に、「果物」や「ハーブ」などの「香り」をさらに付け加えた、「強い酒精」が特徴的なショートカクテルでございます。
[カクテルレシピ]
ジン 55ml
オレンジ ジュース 6ml
パイナップル ジュース 6ml
レモン ジュース 6ml
シュガーシロップ 3ml
アンゴスチュラビターズ 1ml
上記のお酒を氷を入れたシェイカーに入れて混ぜ合わせる。
[お酒の解説]
[カクテルにまつわるお話し]
このカクテルは、いつ誰がどのような想いで創ったのか、詳しい事は分かっておりません。
名前の由来に付きましては、アメリカ合衆国「ハワイ州」の州都「ホノルル」をイメージして、創られたカクテルと言われております。
今宵はこのカクテルに因んで、太平洋に浮かぶ「楽園」ハワイ州「ホノルル」に付いて、お話しさせて頂こうと思います。
「ハワイ州」は、「132の島」と「岩礁」からなる諸島で、州都である「ホノルル」がある「オアフ島」は、ハワイ諸島の中で「3番目」に大きく、「ホノルル」は「ハワイ語」で「静かな湾」を意味する「政治」「経済」の「中心地」です。
「経済都市」にも関わらず、「ホノルル」の中心地には、世界屈指のビーチリゾート「ワイキキ・ビーチ」が広がっており、「ハワイ語」で「湧き出る水」を意味する「ワイキキ・ビーチ」は、かつての「ハワイ王国」の大王「カメハメハ1世」も、こよなく愛した場所として知られております。
「ワイキキ・ビーチ」から車で10分程の場所には、「50万年前」の「火山活動」で誕生した、高さ「232m」の巨大なクレーター「ダイヤモンド・ヘッド」がそびえ立っており、ホノルルの「街並み」と、ワイキキの「美しい海岸線」を一望する事が出来ます。
「1800年代」に繁栄を誇った「ハワイ王国」では、「ダイヤモンド・ヘッド」は「マグロの頭」を意味するハワイ語「レアヒ」と呼ばれていましたが、「19世紀頃」にこの「クレーター」を登ったイギリスの「船乗り」が、斜面でキラキラと光る石を「ダイヤモンドの塊」と勘違いした事が由来となり、いつしか「ダイヤモンド・ヘッド」と呼ばれるようになりました。
このようにハワイの中心都市「ホノルル」は、古くよりリゾート地として世界中から「様々な文化」が集まり、そこにハワイ先住民「ハワイアン」が持つ、大地を愛する心「アロハ・アイナの精神」が結びつき、「伝統と革新」が見事に融合した、世界屈指のリゾート地であり、これからも世界中の人々に愛され続けていく事と思われます。
さて今宵は、「オアフ島」の「静かな湾」に想いを馳せながら、「ホノルル」などいかがでしょうか??
[今回使用したお酒]
[今回使用したバーツール]
※当店で使用している製品に近い物を掲載させておりますが、様々な商品がございますのでご参考までにどうぞ。